経済知識の試験範囲と参考資料

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経済知識の試験範囲と参考資料

消費者のための経済知識(経済一般知識、経済統計、企業経営、生活経済、地球環境・エネルギー問題)の試験範囲とおすすめの参考資料&HPをご紹介♪


経済一般知識 (5問)

経済一般知識の試験問題は、日本や世界経済の動きを捉える分野から経済理論の分野まで幅広く出題される。大きく分けると、日本経済の大きな流れ、財政・金融・物価、国際経済・産業構造、経済理論。

過去問でまずは試してみてダメそうなら経済の参考書を読むといい。
また、新聞の経済欄に日ごろから感心を持つ、財務省、経済産業省、厚生労働省などの官庁HPで広く情報を収集することが大切。

【参考資料】
知識ゼロからの経済学入門 ←めちゃくちゃ分かりやすい。
ゼミナール日本経済入門 ←論文対策。
Q&A 日本経済の基本100 ←論文対策。
試験対応 らくらくマクロ経済学入門 /試験対応 らくらくミクロ経済学入門
↑基礎から学びたいと思ったら。
(中小企業診断士などの試験対策として書かれた経済学書)

【参考HP】
新成長戦略実現 2011
経済財政白書 内閣府
通商白書 経済産業省
労働経済白書 厚生労働省
国民経済計算 内閣府


経済統計の知識 (2問)

経済統計は、経済統計の見方と経済統計を扱うための基礎知識の2つに分かれる。
経済統計は経済の状況や景気を判断するのに欠かせないデータなので、代表的な指数については目的・特徴をしっかり押さえる。特に家計や物価はアドバイザーとして必須知識です。

基礎知識では、季節調整、前期比や前年同期比、指数等の知識を理解し覚えることが重要。

【参考HP】
e-stat 政府統計総合窓口 ←政府の統計を総合的に検索・閲覧できるポータルサイト
総務省統計局 様々な調査が見れる。


企業経営 (5問)

大きく分けて、企業経営の目的と経済原理、企業経営の基本、経営分析、経営戦略・マーケティング、経営環境変化と経営課題から出題。

体系的に、企業経営の基本的知識をベースに押さえておくことが重要。その上で、企業経営の現状や課題を考える。特に時事問題については、問題の所在とその核心についてよく考え的確に理解することが大切。時事問題が増えているので新聞などを日ごろから見ておく。

また、企業経営を学ぶ時は、経済一般知識、法律、消費者問題などの関連科目とあわせて学習する。グローバルな視点も重要。

【参考資料】
現代用語の基礎知識 ←経営マーケティングの項。
最新版〈入門の入門〉経営のしくみ ←論文対策でも使える!
Q&A 日本経済の基本100

【参考HP】
中小企業白書 中小企業庁
労働経済白書 厚生労働省
企業行動憲章 日本経団連
企業白書 経済同友会


生活経済 (5問)

家族形態の多様化や国民経済と家計の関係、家計の収支の変化と資金計画、今後の社会構造の変化と生活設計のあり方、家計に関する税と社会保障費の負担から出題。

家計調査に関しては毎年出題されている。統計調査からの出題は数値を問われることもあるので調査結果の数値を読み取り、その意味をしっかり理解する。
また、経済環境の変化が生活経済に及ぼす影響(デフレ、消費高齢化、雇用環境)には注意が必要。

【参考資料】
暮らしの豆知識 (国民生活センター)

【参考HP】
家計調査 総務省
子供・子育て白書(旧少子化社会白書) 内閣府
金融と経済のしくみ 金融広報中央委員会
家計からみたファミリーライフ 総務省


地球環境、エネルギー需給問題 (3問)

大きく分けて、地球環境問題の背景、廃棄物問題、地球温暖化問題、エネルギー問題、企業の環境問題への取組み、消費者と環境問題から出題。

地球環境と消費生活・経済活動をいかに両立させるか、そのために行政・企業・消費者はどのような取組みを行うかという視点で考える。

【参考資料】
暮らしの豆知識 (国民生活センター)

【参考HP】
エネルギー基本計画 経済産業省
環境白書 環境省



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