8月の資格はばたくのテーマは、「消費生活アドバイザー」です。
8月3日(水)第一回目は、「消費生活アドバイザーってどんな仕事?」でした。
消費生活アドバイザーの活躍の場として、お客様相談センターや新商品開発の現場を紹介していました。
消費生活アドバイザーの仕事と言えば、企業(行政)と消費者の架け橋ですよね。消費者の意見に耳を傾け消費者目線で考え、社内に意見を取り入れていく。そうやって生まれた商品が世の中にはたくさんあります。
ただそれは有資格者じゃなくても心がけ一つで誰でも出来ることです。だから消費生活アドバイザーの資格を取得したからって出来る仕事が増えるっていうわけじゃないんですよね。
でも、消費生活アドバイザー資格の勉強は、身近な消費者問題、衣食住の知識から始まり、行政、法律、経済や企業経営、地球環境にいたるまで広範囲な分野の知識が問われるので、広い視点で物事が考えられるようになるというのが最大の武器だと思うのです。
お客様の声を聞き、判断し、社内に意見を取り入れる、そして商品・サービスに反映させる。ここまでの過程で視野が狭いということは特に中小企業では致命的だと思うのです。
そういった意味では、番組に出演していたトヨタの副社長(有資格者)が、もっと社員に有資格者が欲しいと言っていたことも頷けます。特に開発をする技術者がこの勉強をすることはとてもよいことだと。
新入社員がこの資格を持っていたら採用しますか?という問いに、
「大きなアドバンテージにはなる。」とおっしゃってました。消費生活アドバイザーの勉強したということが大切だと。だから有資格者じゃなくても勉強中でもいい。と。
他の資格に比べて消費生活アドバイザーは地味な資格だけど、本当はもっと注目されていい資格だと思うんですよね。
企業の中だけじゃなく、個人として消費生活をする上でも必要な知識はたくさんあります。今はまだ有資格者だからって就職に有利ということは少ないと思うけど、勉強して本当に良かったと思える資格だとわたしは思います。
さて、次回は「どんな試験をどんな人が受けるの?」です。
来週もビデオに録画して見ようと思います^^
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