ディスクロージャー経理実務検定

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ディスクロージャー経理実務検定

企業の経営や財務状況などの情報を外部に公開するディスクロージャー。
このディスクロージャー実務にかかわる人材の育成を目指し、新たな検定試験がスタートします。


ディスクロージャーとは?

まずはじめにディスクロージャーとはなにか?b ディスクロージャー(Disclosure)という言葉の意味は、物事を明らかにして示すということ。
例えば、一般投資家が有効な投資判断を行うことができるよう、発行会社へ事業内容や財務内容に関する必要な情報提出を義務付け、広く一般に開示する制度のこと。有価証券の発行市場および流通市場において、正確かつ公平に情報を提供することで投資者保護を図っている。


ディスクロージャー経理実務検定が出来た背景

近年企業の不祥事の頻発や、グローバル化、消費者行動の変化などを背景に、企業が積極的に情報開示を行おうとする傾向が顕著になりつつあります。
ですが現在日本には、ディスクロージャー実務に携わる人材及びこれからディスクロージャー実務に携わろうとする人材に対し、教育研修の機会が整備されていないのが現状です。

将来的に、益々その重要性が高まることが予想されていながら経理関連分野においては、日本商工会議所簿記検定試験、税理士試験、公認会計士試験等がありますが、ディスクロージャー実務に関しては公認会計士試験で扱う程度です。
今回この分野に特化した検定試験として、「ディスクロージャー経理実務検定」が登場した背景には、このような時代のニーズがあるわけです。


ディスクロージャー経理実務検定の概要

第1回 ディスクロージャー経理実務検定 基礎編

実施日2009年11月29日 日曜日10時00分~12時00分
実施会場東京都豊島区目白1-5-1 学習院大学 南3号館
検定料4,500円
受付予定期間2009年7月1日 より 2009年10月16日必着
申し込み方法協会ホームページより
合格発表2010年3月上旬
出題形式・合格基準出題は簿記を含む計算問題を中心とした形式。
100点満点で、70点以上で合格
受験資格特になし
出題範囲
(基礎編)
  • 有価証券関係の注記等
  • 退職給付会計
    基本的論点の理解、勤務費用、利息費用、期待運用収益の計上、差異の把握、差異の償却、簡便法等の論点
  • 個別税効果会計
    基本的論点の理解、実効税率の算定、税効果の計算とその注記、役員賞与引当金の取扱い、 繰延税金資産の回収可能性の判断
  • 1株当たり情報
    潜在株式が存在しないため、潜在株式調整後1株当たり 当期純利益金額を記載していない場合の記入、期末純資産の算定、期中平均株式数の算定
  • 株主資本等変動計算書
  • キャッシュ・フロー計算書
  • 有価証券明細表
    単体・附属明細表

公式テキスト

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